DTPとは?(PostScriptラインを使っての印刷物の製作)
現在の情報量の飛躍的な膨張は写植でさえも顧客側の求めるスピードには、対応出来ないようになってきた。そこで、登場してくるのが、コンピュータによる誌面組みである。俗にいうDTPである。
DTPとは、 デスクトップパブリッシングの略で、電子編集出版の意味をもつ。初期のDTPは高品位ワープロといったもので、和文タイプの代替と考えられた。その後、使用機材の高性能化、低価格化が急速に進む。それにともなって、規格化・標準化されたPostScriptインタープリンタをページ処理の基本フォーマットにするソフトウエアやハードウエアが普及するにつれ、文字組みに限らず画像等も含めた版下そのものをコンピュータ画面上で一括して取り扱うシステムに発展した。現在、手動・半手動写植機を駆逐する勢いで広まっている。
 
電子編集機 MK-700

DTPシステムの導入により、版下製作における作業スピードは飛躍的に向上し、納期の短縮とコストの削減には多いに貢献した。しかしながら一方で、DTP技術者や担当営業は、効率的な作業フォローの再構成の中で、コンピュータ本体の知識や文字組版、さらには写真のトリミングや画像処理技術など、広範囲な印刷分野の知識を持つことを要求されるようになってきた。今後、DTPデータを直接印刷機に流すCTPが普及するにつれて、この傾向はますます強まってくると思われる。

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